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Novel_Danji妖怪パロディ

急襲戦隊ダンジジャー二次創作
もしも彼らが九州の地を治める妖怪だったらという特殊設定の小説web再録です。
ワルカー(妖怪軍)との因縁がありそうな描写から派生、作成しました。
カップリングは薄め、まとまりとしては【紅輔】【黒ノ介琥珀】【孝紫橙矢】で書いております。
かみさまのいるところ

【前書き】
天地開闢の折より、イザナギノミコトとイザナミノミコトの手に依りて、あめつちの固めし国を大和と言ふ。以降神代に諸々の神生まれ出で、天津神国津神、締めて八百万の神となりにける。
筑紫島に四の顔あり。名をシラヒワケ、トヨヒワケ、タケヒワケ、タケヒムカヒトヨクジヒネワケといい、天孫降臨においてサルタヒコの名を名乗り、先導の責務を果たしたり。
伊勢に戻りしサルタヒコはその地で没し、筑紫島はかの手を離れたり。

さて地に鳥獣あり。天に神あり。人の栄えるごとに新たに神は祀り上げられ、古き神は祀り棄てらるる。
地を守り血を守り、祀り棄てられたあやかし変化から目に見える災害から人を守り助くものを、人は神と呼ばう。例えそれが他のあやかしと袂を別った物の怪であろうとなんのてらいもなく疑問もなく。
己の縄張りとして拠を構え人を守り土地に入る流れ者を排除する。其を、土地神と呼んだ。


香やはかくるる/葵:水神

獣の名/孝紫:狼

深山/悪戯が過ぎて閉じ込められるのこと(紅輔・翠)

悲願花/黒ノ介:天狗

きつねのよめいり/琥珀:狐

窃の昏/橙矢:座敷童

爾来 それから、それから。
もののけのなくところ ※本書には大変不快な描写(カニバリズム、死体損壊、残酷描写等)が含まれております。ご注意ください。

ひとを生きた話/黒ノ介:天狗

ひとをくった話/琥珀:狐

ひとにくわれた話/翠:天邪鬼

ひとにころされた話/橙矢:座敷童

ひとを愛した話/孝紫:狼

ひとをいさめる話/葵:水神

おにになった話/紅輔:鬼
あやかしのしぬところ 小咄・猫

半夏生/ひょうすべの千草

間章壱・薬師如来の坐すること

妹背山婦女庭訓/山姫の桃華

間章弐・厭世の影にて

筑紫の海に燃ゆる火ありて/不知火の蘇芳

狐将棋/天狐の瑠璃之丞

至る/決戦
外伝・ワルカー

【前書き】
やまのものは、やまにあるままに。
いえのものは、いえにかえし。
けものの生は、けものの中に。


しらぬいの つくしのうみの/不知火の蘇芳

閑話・まじむん

桃の華、ひとひら/山姫の桃華

閑話・三傑

幕明・■■■/天狐の瑠璃之丞